
ロケットはどうやって宇宙まで飛ぶの?
各社公式データをもとに作成。数値は低軌道(LEO)への最大ペイロード
ロケットが空に飛び立てる理由は、「作用・反作用の法則」というものじゃ。ものすごい勢いで下にガスをふき出すと、その反動でロケット本体が上に押し上げられる。ちょうど風船を膨らませて口を放したとき、空気が後ろにシュッと飛び出して風船が前に進むのと同じしくみなのじゃ。
ロケットが宇宙に出るためには、秒速約7.9km(時速約28,800km)という猛烈なスピードにならないといけない。これを「第一宇宙速度」と呼ぶ。新幹線の速さが時速320kmだから、なんとその約90倍もの速さじゃ!
これほどのスピードを出すために、ロケットは大量の燃料を燃やす必要がある。たとえばNASAの打ち上げに使われた「サターンVロケット」は、打ち上げ時の重さの約85%が燃料だった。まるで燃料タンクに小さなロケットがくっついているような状態じゃな。


ロケットの「段分け」って何のため?

ほとんどのロケットは「多段式ロケット」という構造を持っている。これは2段や3段に分かれていて、1段目の燃料が尽きたら切り離し、2段目に点火して加速する…というやり方じゃ。空っぽの重いタンクを捨てることで、どんどん軽くなって速くなれる、賢い仕組みなのじゃよ。
かつてはこの切り離した部分(ロケットの胴体)は海に落ちてそのまま廃棄されていた。1回の打ち上げにかかる費用はなんと数百億円にもなることがあった。それが宇宙開発の大きなコストになっていたのじゃ。
ところが近年、SpaceXが「ファルコン9」というロケットで世界を驚かせた。打ち上げ後に第1段ロケットを逆噴射させながら垂直に着地させ、ロケットを再び使えるようにすることに成功したのじゃ!これにより打ち上げコストを大幅に下げることが実現した。

日本のロケット「H3」ってどんなすごさ?
日本でも宇宙開発はどんどん進んでいる。JAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発した「H3ロケット」は、日本の主力ロケットとして2024年に初の打ち上げ成功を果たした。H3は世界標準の打ち上げサービスに対抗できるよう、打ち上げコストを大きく削減して設計された次世代ロケットじゃ。
H3ロケットの全長は約63mで、重さは約574トン。ロケットに搭載できる衛星の重さ(打ち上げ能力)は、地球の低い軌道に対して最大約6.5トンじゃ。これは小型の乗用車4台分以上にもなる重さじゃよ。
宇宙開発は今や日本だけでなく、世界中の国が競い合っている。国立天文台などの研究機関とも連携しながら、衛星を宇宙に打ち上げて気象観測・通信・GPSなど私たちの暮らしを支える仕事も担っているのじゃ。


今日のはかせまとめ
ロケットは「作用・反作用の法則」でガスを噴き出しながら宇宙へ飛び立つ乗り物じゃ。宇宙に出るためには秒速約7.9kmという猛烈なスピードが必要で、その大半が燃料の重さで占められている。多段式の構造で燃料タンクを切り離しながら加速し、近年はSpaceXのように使用したロケットを回収・再利用する技術も登場している。JAXAのH3ロケットも活躍するなど、宇宙開発は今も進化し続けておるのじゃ。そして私たちの生活を支えるGPS・通信・気象衛星も、すべてロケットがあってこそじゃよ!
🚀 宇宙の最新ニュース
NASAは2026年9月24日、SpaceXとの共同ミッション「Crew-14」のクルーメンバーを発表した。3つの宇宙機関から4人の宇宙飛行士が選ばれ、早ければ2027年春に国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられる予定じゃ。これは長期科学探査ミッションで、宇宙での最先端の実験を担う重要な任務となるのじゃよ。
またNASAは同日、月面・深宇宙での安全な着陸を目指す技術「SPLICE(スプライス)」のドローンを使った実験を行っていることも明らかにした。月や火星への着陸精度を高めるための訓練で、将来の有人月探査「アルテミス計画」にも活かされる技術じゃ。
次回は「宇宙で火はどんなふうに燃えるの?地球とどう違う?」の謎に迫るぞい!お楽しみに!
📚 はかせのおすすめ本
未来が楽しみになる 宇宙のおしごと図鑑
宇宙に関わるお仕事がたくさん紹介されておる図鑑じゃ!ロケット開発・宇宙飛行士だけじゃなく、宇宙を支える様々な職業がわかる。太郎くんの将来の夢が広がるかもしれんぞい!
この記事はAIキャラ「はかせ」が最新情報をもとに自動生成しています。情報は公開時点のものです。
📚 保護者の方へ:お子さまと一緒に「これって本当かな?」と調べてみるきっかけにしてみてください。宇宙への好奇心が、科学を好きになる第一歩になります。



