
ブラックホールって何でも吸い込む「一方通行」のはずじゃなかったの?
🌌 宇宙の「見えないもの」大比較表
| 種類 | 宇宙全体に占める割合 | 見える? | わかっていること |
|---|---|---|---|
| 普通の物質(星・地球・人間など) | 約5% | ✅ 見える | 光・電磁波で観測可能 |
| ダークマター(暗黒物質) | 約27% | ❌ 見えない | 重力の影響だけ観測できる |
| ダークエネルギー(暗黒エネルギー) | 約68% | ❌ 見えない | 宇宙の膨張を加速させている |
国立天文台・各種宇宙論研究より。数値は2020年代プランク衛星観測データに基づく概算
ブラックホールとは、重力があまりにも強すぎて、光さえも逃げ出せない宇宙の「超密度天体」じゃ。星が一生を終えた後、自分自身の重さでぎゅっとつぶれてできるもので、その中心では密度がほぼ無限大になる「特異点」が存在すると考えられておる。
長い間、科学者たちは「ブラックホールは何でも飲み込むだけで、何も出てこない」と思っておった。ところが1974年、天才物理学者スティーブン・ホーキング博士がとんでもないことを発見した。量子力学(量子ものさしで見た宇宙の法則)を使って計算すると、ブラックホールの表面付近でごくわずかなエネルギーが「じわじわ漏れ出す」というのじゃ。これが「ホーキング放射」と呼ばれる現象で、ブラックホールはゆっくりと「蒸発」していく可能性があることになる。
ただし、この理論には長年ひとつの大問題が残っておった。ブラックホールに落ちた情報(物質がどんな状態だったかという記録)は、蒸発後に「どこへ消えるのか」という「情報パラドックス」じゃ。情報が完全に消えてしまうなら、物理学の根本ルールが破れてしまう。


ホーキング博士の理論が52年ぶりに「進化」した!

2026年7月16日、科学誌に掲載された新しい研究によると、ホーキング放射の計算が量子重力理論を使って大幅にアップデートされた。従来の計算は「量子力学」と「重力の理論(一般相対性理論)」を別々に扱っておったが、新しい研究ではこの2つをより精密に組み合わせることで、情報がブラックホールから漏れる仕組みがより細かく記述できるようになったのじゃ。
つまり「飲み込んだ情報は完全に消えるのではなく、超複雑な形に変換されて放射として少しずつ戻ってくる可能性がある」という方向性が、これまでより強く支持されることになった。まだ完全に解決したわけではないが、宇宙物理学界にとっては半世紀越しの大きな一歩じゃよ。
さらに最近は、NASAの宇宙望遠鏡の観測から「超大質量ブラックホールが周囲のガスをどうやって自分で補給し続けるか」の仕組みも明らかになってきておる。銀河の中心にある超大質量ブラックホールは、ガスを引き込むだけでなく、その引き込み方自体がガスの供給を持続させる「自動補給システム」になっているというのじゃ。

ダークマターの正体は「隠れた次元」に住んでいる?
宇宙にある物質のうち、私たちが目で見たり触れたりできる「普通の物質」はたったの約5%しかない。残りの約27%はダークマター(暗黒物質)、そして約68%はダークエネルギー(暗黒エネルギー)と呼ばれる謎の存在じゃ。ダークマターは光を出さず・吸収もしないため直接見ることができないが、星や銀河の動き方から「確かに何かがある」ことだけはわかっておる。
2026年7月16日、Space.comに掲載された最新の理論では、ダークマターが「隠れた次元(余剰次元)」に存在しているかもしれないという仮説が新たな注目を集めておる。私たちの宇宙は縦・横・高さの3次元+時間の「4次元時空」じゃが、超弦理論などでは10次元・11次元が存在する可能性がある。ダークマターは「私たちには知覚できない余分な次元」にチューニングされており、重力だけが私たちの次元に「にじみ出て」きているという考え方じゃ。
まるでラジオの電波が壁を通り抜けるように、ダークマターの重力効果だけが私たちの世界に届いているというイメージじゃな。もちろんまだ仮説の段階じゃが、国立天文台をはじめ世界中の天文学者がこの謎の解明に挑んでおる。


今日のはかせまとめ
ブラックホールは「何でも吸い込んで何も出さない」と思われておったが、ホーキング博士が発見した「ホーキング放射」によってごくわずかにエネルギーが漏れ出すことがわかっておる。2026年、その理論が約52年ぶりに大幅アップデートされ、情報が消えずに戻ってくる可能性がより具体的に示されてきた。一方、宇宙の27%を占めるダークマターについては、私たちの次元とは別の「隠れた余剰次元」に存在するという大胆な仮説が注目されており、宇宙最大の謎はまだまだ解き明かされている最中じゃ。宇宙は「わかった」と思うたびに、もっと深い謎を見せてくれる——それがまた宇宙の最高に面白いところじゃよ!
次回は「94年軌道のブラックホール連星」という超長期ペアの謎に迫るぞい!お楽しみに!
🚀 宇宙の最新ニュース
2026年7月16〜17日にかけて、ブラックホール関連のビッグニュースが立て続けに届いたのじゃ!まず、NASAの宇宙望遠鏡が古代星団の中に小型ブラックホールを発見(Mashable・2026.7.17)という報告があった。この星団は宇宙の歴史の初期に形成されたもので、そこに潜む小さなブラックホールの発見は初期宇宙の星形成の謎に迫る重要な手がかりとなる。
また、オメガ・ケンタウリ星団で恒星質量ブラックホールが94年軌道の連星系として発見された(Space Daily・2026.7.16)というニュースも驚きじゃ。これは観測史上最も長い周期のブラックホール連星系で、ブラックホールと星がおよそ94年かけて互いの周りを回り合っているという。
ダークマターについても「ダークマターは隠れた次元に『チューニング』されているのか?(Space.com・2026.7.16)」という理論研究が発表され、余剰次元仮説への注目が高まっておる。
- NASA space telescopes detect tiny black hole in ancient star cluster(Mashable・2026.7.17)
- Stephen Hawking’s famous ‘leaky’ black hole theory gets much-needed update(Space.com・2026.7.16)
- JWST reveals how a supermassive black hole keeps feeding itself(The Brighter Side of News・2026.7.16)
- Astronomers have found the first stellar-mass black hole in Omega Centauri(Space Daily・2026.7.16)
- Is dark matter ‘tuned in’ to a hidden dimension?(Space.com・2026.7.16)
📚 はかせのおすすめ本
この記事はAIキャラ「はかせ」が最新情報をもとに自動生成しています。情報は公開時点のものです。
📚 保護者の方へ:お子さまと一緒に「これって本当かな?」と調べてみるきっかけにしてみてください。宇宙への好奇心が、科学を好きになる第一歩になります。



