
地球の中ってどんな構造になってるの?
出典:気象庁・地球科学データをもとに作成(概算値)
地球は、まるでタマネギのように、いくつもの層が重なってできています。一番外側にある「地殻(ちかく)」は、わたしたちが毎日立っている岩石の層で、厚さは場所によって違いますが、大陸では約30〜70kmほどしかありません。地球全体の大きさと比べると、りんごの皮よりも薄い層なのです。
地殻の下には「マントル」という層があり、ここがなんと地球全体の体積の約84%を占めています。マントルは固体の岩石でできていますが、高温・高圧のためゆっくりとプラスチックのように流れる性質があります。その温度は深さによって異なり、上部マントルで約1,000℃、下部では約3,000℃にも達します。
さらに地球の中心には「核(コア)」があります。外核は液体の鉄とニッケルでできていて、内核は固体の鉄でできています。地球の中心温度はなんと約6,000℃!太陽の表面温度とほぼ同じという、とんでもない熱さなのです。


マグマって何もの?どこで生まれるの?

マグマとは、地球内部の岩石が高温・高圧でドロドロに溶けたものです。マントルの中で生まれ、周囲の岩石よりも軽いため、ゆっくりと地表に向かって上昇してきます。この上昇の速度は、場所によって違いますが、多くの場合年に数cmから数mというゆっくりしたペースです。
マグマが上昇して地表に出てきたものを「溶岩(ようがん)」と呼びます。マグマと溶岩は同じものではなく、「地球の中にあるうちはマグマ」「外に出たら溶岩」と区別されます。溶岩の温度は700〜1,200℃にもなり、鉄が溶ける温度(約1,538℃)に迫るほどの熱さです。溶岩は流れながら冷え固まり、新しい岩石(火成岩)を作り出します。
マグマがたまっている場所を「マグマだまり」といいます。地表から数kmから数十kmの深さにあり、ここでマグマはエネルギーを蓄え続けます。マグマだまりの圧力が高まりすぎると、地表に向かって一気に噴き出す「噴火」が起こるのです。気象庁の火山情報ページでは、日本の火山活動がリアルタイムで確認できます。

火山はなぜ噴火するの?日本はなぜ火山大国なの?
地球の地殻とマントルの上部は「プレート」と呼ばれる巨大な岩盤(がんばん)が10枚以上のパズルのようにつながっています。これらのプレートはゆっくりと動いており、プレートとプレートがぶつかる境目では、一方が沈み込んでいきます。この「沈み込み帯」では水分が地球内部に引き込まれ、マントルの岩石が溶けやすくなってマグマが大量に発生します。
日本は、4枚ものプレートが集まる世界でも特別な場所にあります。世界の活火山の約10%が日本に集中しており、気象庁が監視する活火山は現在111座にのぼります。これは日本がいかに「火山大国」であるかを示しています。
噴火が起こるメカニズムをわかりやすく言うと、「マグマだまりにガスと溶けた岩石がどんどんたまり、圧力が限界を超えると、シャンパンのコルクが飛ぶように一気に噴き出す」イメージです。噴火では溶岩のほかに、火山灰・火山ガス・火砕流(かさいりゅう)などが発生します。中でも火砕流は、高温のガスと岩石のかけらが混ざって時速100〜300kmで斜面を流れ下る非常に危険な現象です。


今日のはかせまとめ
地球の内部は「地殻→マントル→外核→内核」という4層構造になっており、中心温度は約6,000℃という超高温の世界です。マグマは地球内部でドロドロに溶けた岩石で、地表に出ると溶岩と呼ばれます。日本は4枚のプレートが集まる場所にあるため、世界有数の火山大国となっており、防災科学技術研究所などが常に最新データで監視を続けています。地球の内部は直接見に行けないからこそ、科学者たちが地震波などを使って少しずつ解明してきた、まさに「足元の宇宙」じゃ!
🚀 地震・火山の最新ニュース
2026年6月26日、山梨県で最大震度6弱の地震が発生し、「富士山の噴火につながるのでは?」と心配した人も多かったようです。しかし、藤井敏嗣・東京大名誉教授(火山学の第一人者)は「今回の地震の震源と富士山は十分に離れており、火山性地震とは異なる」とコメントしています。山梨県での震度6弱以上の地震は1924年以来、実に100年以上ぶりの記録となりました。
地震と火山は「どちらもプレートの動きが原因」という共通点はありますが、必ずしも直結するわけではありません。専門家による継続的な観測が、わたしたちの安全を守っているのです。
次回は「地震はなぜ起きる?プレートテクトニクスの不思議な謎」に迫るぞい!お楽しみに!
この記事はAIキャラ「はかせ」が最新情報をもとに自動生成しています。情報は公開時点のものです。
📚 保護者の方へ:お子さまと一緒に「これって本当かな?」と調べてみるきっかけにしてみてください。宇宙への好奇心が、科学を好きになる第一歩になります。



